臨薬協について

会長挨拶

臨薬協のご紹介

 一般社団法人日本臨床検査薬協会(以下、臨薬協)は約130社の会員企業からなる臨床検査薬企業の業界団体として、「優れた体外診断用医薬品及び検体検査に用いる機器その他関連製品を医療機関等に提供し、もって国民の健康の保持増進及び福祉の向上に貢献する」という目標及び動物用検査薬関連への対応を行うなど、業界の健全な発展を目指して活動しております。
 臨薬協では業界の窓口として医薬品医療機器法関連並びに医療保険を主とする行政への対応、関連学会と協働する臨床検査の標準化活動、更には国際化に向けての取り組み、会員会社及び賛助会員に対する従業員の資質向上支援、企業倫理の普及と教育の支援など、業界団体としての基盤活動を各常置委員会が軸となり推進しております。

 わが国は、世界に冠たる長寿国であり、いよいよ超高齢化社会を迎え、国民の健康に関する関心は高まっており、質の高い医療の提供を受けることで、健康でいきいきとした生活を送れる「健康寿命」の延伸が求められてきております。そのような中で臨薬協の会員企業は、医療現場の要望に応えるべく品質の高い検査薬の安定供給はもとより、イノベーション基盤を強化し、新たな検査法・検査薬の開発に努めているところです。

臨薬協は、これら業界を取り巻く変化に対応し、臨床検査薬業界の中心としての役割を果たすべく活動してまいります。
1.臨床検査薬の開発とイノベーション基盤強化への取組み
  ・イノベーティブな臨床検査薬の開発を通じて、健康・医療の発展への貢献
2.日本の臨床検査薬のグローバル化
  ・会員企業の体外診断用医薬品関連製品の海外導出の推進
  ・臨床検査の国際標準化やハーモナイゼーションへの活動推進
3.行政への提言と対応
  ・医薬品医療機器法や診療報酬などに係る行政への提言及び対応
4.健全な企業活動の育成と支援
  ・コンプライアンスの遵守、並びに健全なプロモーション活動の推進

 臨薬協は、わが国の医療に関わる業界団体の一員として努力してまいりますので、今後とも臨薬協の活動に対するご理解、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 日本臨床検査薬協会
会長 小野 徳哉